178号線橋梁の下には駐車場が整備されています。

ここから餘部駅までは徒歩で10分くらい
細い急斜面の山道を登ります

下から見上げてみました

これがトレッスル式(鉄材を櫓に組んで建てる様式)

せっかくなので駅まで行くことに。

駅へ向かう道の途中からは日本海が望めました。

京都方面に向かって

橋梁の真下は民家が密集しています。
客車落下事故の悲劇

昭和61(1986)年12月28日
餘部橋梁から7両編成の回送列車が強風にあおられ、
橋梁下へ落下。

真下にあった水産加工工場を直撃し、従業員の主婦5名と車掌
計6名が亡くなり、6名が重傷を負うという事故がありました。


橋梁の老朽化や、危険性を指摘する声が上がっていることなど、
いろいろな事情から架け替えが決まったのだそうです。

(工事着工は今年の春、完成予定は2010年)
旦那のうんちく

トレッスル式の珍しい橋梁、橋梁と同じ位置に駅がある
おまけに景色がイイと来たもんだ。

だからここは鉄道マニアでは
有名な撮影ポイント
ホームの脇に古い枕木を使った階段があってな、
そこを登ったとろがベストポジションなんだ。

言われて上を見上げると
カメラを手にした人たちがひしめきあっていた。

無人の餘部駅
この左手に階段がある。
30分もすると列車が来るらしい。


ベストポジションへ入り込む余地も勇気もなく、
どうしようかと辺りを見渡すと
運の良いことに、その一段下に
大人2人分が座れるくらいの空き地が。

旦那に娘と孫を預け、
カメラの設定を何度も確認しながら
じっと列車が来るのを待った。


待つこと約30分。
上り普通列車(15時28分 餘部駅着)がやって来た。


普通列車が通過して間もなく、
特急「はまかぜ」が通過

   国道178号線から餘部陸橋を望む
前方は日本海
← 鳥取方面           京都方面 →

豊田の実家から餘部駅まで

12月31日(日)午前8時
、実家を出発。
東名・名古屋IC〜名神高速〜京滋バイパス〜中国自動車道(福崎)から
播但連絡道で北上。
312号線でコウノトリの飼育で有名な豊岡市へ。
その後、
178号線へ入り、餘部橋梁と交差する。       午後14時36分 橋梁下到着

撮った写真を確認した私。 旦那に向かって叫んだ

(自分が餘部へ行きたい!って言ったんだから)

なんでカメラ(一眼レフ)を持って来なかったのよ!


JR山陰本線 餘部(あまるべ)橋梁

    ― 兵庫県美方郡香美町 ―

2006年12月31日(日)

日本一の高さを誇るトレッスル式鉄橋の餘部橋梁
1909年(明治42年)12月着工
1912年(明治45年) 3月1日開通
老朽化によりコンクリート橋への架け替えが決まり、
今の鉄橋の姿を見られるのもあとわずか。
鉄道オヤジの旦那が見たいと言うので
島根の実家へ帰省する道すがら立ち寄ることにした。

餘部(あまるべ)鉄橋

ミニ情報

なんで餘部(あまるべ)橋梁へ?

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